4日目、釜山での夜の報告から始めたい。
4日目の宿、釜山観光ホテル到着後すぐにロビーで集合し、龍頭山公園の夜景を見に出掛けた。ロッテや橋などが美しいカラフルな電飾でライトアップされており、最近はやりのデートスポットでもある。
例年、展望台は有料なので、疲れていれば上がらなくてもよい、と声を掛けているが、今年はなんと全員が希望して、そろって上にあがった。上がっていなければきっと後悔したであろう美しさだった。研修旅行中何度も感じられた、全員が同じ方向を向いている感覚、まとまりは、実に気持ち良かった。研修旅行を楽しもうとする皆の気持ちが伝わってきた。
翌日は朝が早いので、よく眠る用声を掛けたが、そこは研修旅行最後の夜。消灯時間後も、名残を惜しんで話し込んだ生徒もいたようだ。
翌5日目、釜山から金浦空港へ向かうバスの中で、男子生徒2人が会話していた。
「もう最終日か。短かったな。」「いや。長かったよ。結構いろいろあったで。」
どちらの思いも、結局は同じなのだろう。長いようで短く、短いようで長い、充実した5日間だった。
韓国コースは、韓国の北から南まで縦断するぜいたくなコースである。ゆえに、移動時間が長い。慶州にKTXの新しい駅が出来た今年は、昨年度より負担が軽くなったが、それでも最終日の今日は、いつになく生徒たちの顔に疲れが見えた。やや睡眠不足の感もあるが、それ以上に、やり遂げた、完全燃焼した、という安心感から、ほっとして出た疲れのようにも見えた。
最後の買い物で、家族や友人へのお土産を買い切り、ぎりぎりまで時間を有効に使って、空港へ移動した。
搭乗8分前に、全員がゲートに到着。今年度の韓国コースのメンバーはこの5日間を通し、集合等の約束を守ろうとする意識が高いと感じられた。引率教員として、ひじょうに有難く、気持ち良く、嬉しいことであった。
帰りの飛行機は、小さなエアポケットに1度入ったり、やや揺れたので、降りた後しんどそうな生徒も数名いた。そこで、近江八幡へ向けたバスの中では、皆で眠った。近江八幡に着くころには、飛行機酔いもかなり治ったようだった。予定の15分前に近江八幡駅に到着。学園にも、予定より早く到着した。
5日間、天候に恵まれ、大きな病気も怪我も無く全行程を無事に終えることが出来たこと、大勢の先生方やガイドの方、旅行社の方々皆様のお導きとサポートに心から感謝したい。
生徒たちの頑張りが幾度となく光った、研修旅行韓国コースの5日間であった。
(北條)